拾う神はあるのか? 井端が獲得チームにもたらす「一石三鳥」

公開日: 更新日:

■「しゃべるのがコワイです…」

 中日を自由契約になった井端弘和(38)が退団後、初めて公の場に姿を見せた。

 7日に行われた「川崎市スポーツ賞」の授賞式。緊張感が漂う中、井端は祝賀会のスピーチで重い口を開いた。

「いま、しゃべるのが物凄くコワイです……」

 詰め掛けた報道陣を意識した発言に、出席者から笑いがこぼれた。「ガンバレ!」と激励の声が飛ぶと、「頑張るだけです。良いようにも悪いようにも(マスコミに)書かれてしまうので、頑張ります」と挨拶し、会場からは大拍手。ベテランの再出発を後押しするセレモニーとなったが、本人は報道陣には口を開かなかった。

 井端は10月に右足と右ひじを手術リハビリをスタートさせ、今後は視力矯正手術も予定している。

 落合GMは「ここ数年は故障がち。メスも入れた。億以上の金を出すリスクを球団が背負える状態ではない」と、88%減の2300万円を提示した経緯を説明したが、「井端ならまだやれる」と言うのは、中日OB。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ドジャース大谷翔平「絶対的な発言力」でMLB球宴どころかオリンピックまで変える勢い

  2. 2

    中日についてオレが思うことを言っちゃおう。一向に補強もせず、本当に勝ちたいのだろうか

  3. 3

    教え子の今岡真訪が蹴った“倍額提示”…「お金じゃありません」と阪神入りを選んだ

  4. 4

    巨人無残な50億円大補強で“天国から地獄”の阿部監督…負けにお決まり「しょうがない」にファン我慢限界

  5. 5

    阿部巨人が今オフFA補強で狙うは…“複数年蹴った”中日・柳裕也と、あのオンカジ選手

  1. 6

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  2. 7

    巨人入り乙坂智に横浜高時代の“とんでも伝説”…「何様のつもりだ!」元部長がブチ切れたことも

  3. 8

    藤浪晋太郎が描く「DeNA経由でメジャー復帰」の青写真と米球界再チャレンジの勝算

  4. 9

    佐々木朗希「8月下旬ローテ復帰」構想がドジャースの新たな火種…先発投手1人が弾き出されることに

  5. 10

    阿部巨人が“3Aクビ”元DeNA乙坂智を入団テストの大迷走…「いま必要?」SNSで飛び交うシラけた声

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党が急失速か…参院選「台風の目」のはずが賛同率ガタ落ち、他党も街頭演説で“攻撃”開始

  2. 2

    ドジャース大谷翔平「絶対的な発言力」でMLB球宴どころかオリンピックまで変える勢い

  3. 3

    中日についてオレが思うことを言っちゃおう。一向に補強もせず、本当に勝ちたいのだろうか

  4. 4

    BoA、五木ひろし、さだまさし、及川光博…「体調不良で公演中止」が相次ぐ背景

  5. 5

    5周年のSnow Man“目黒蓮独走”で一抹の不安…水面下のファン離れ&グループ内格差

  1. 6

    参院選神奈川で猛攻の参政党候補に疑惑を直撃! 警視庁時代に「横領発覚→依願退職→退職金で弁済」か

  2. 7

    阿部巨人が今オフFA補強で狙うは…“複数年蹴った”中日・柳裕也と、あのオンカジ選手

  3. 8

    教え子の今岡真訪が蹴った“倍額提示”…「お金じゃありません」と阪神入りを選んだ

  4. 9

    兵庫県警まで動員し当局が警戒…NHK党・立花孝志党首の“あり得ない”参院選の街宣ぶり

  5. 10

    巨人無残な50億円大補強で“天国から地獄”の阿部監督…負けにお決まり「しょうがない」にファン我慢限界