パ球団が推薦で注目 新コミッショナー候補・荒木重雄の手腕

公開日: 更新日:

 歴代最年少の就任となるか。統一球問題で引責辞任した加藤良三前コミッショナー(72)の後任人事は22日、オーナー会議で結論が先送りとなったが、面白い候補が挙がっている。パ・リーグ球団が日本野球機構(NPB)の特別参与・荒木重雄氏(50)を推薦しているのだ。

 確かに荒木氏は、パ・リーグが条件として掲げている「ビジネス面でリーダーシップを取れる実務家」だ。

 1963年、群馬県桐生市生まれ。日本IBM、欧米の外資系通信会社の要職を歴任後、ドイツテレコム日本法人社長に就任。その後、東大スポーツマネジメントスクールに行き、05年に千葉ロッテマリーンズの企画広報部長になった。

■ロッテを人気球団に育てた

「当時、人気薄だったマリーンズを人気球団に変えた立役者です。球場近くの『海浜幕張駅を出たときからゲームは始まっている』と唱え、JRの発車ベルを応援歌にし、駅には100枚ものポスターを飾った。スタジアムまで続く道には球団フラッグを並べるなど、演出に凝った。全席入場料1500円デーやビール半額デーを設けるなど、地域密着のファンサービスが功を奏し、すぐに球団史上最高の観客動員数、売上高を記録したのです」(球団経営に詳しいジャーナリスト)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  5. 5

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  1. 6

    大阪万博会場は緊急避難時にパニック必至! 致命的デザイン欠陥で露呈した危機管理の脆弱さ

  2. 7

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  3. 8

    レベル、人気の低下著しい国内男子ツアーの情けなさ…注目の前澤杯で女子プロの引き立て役に

  4. 9

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  5. 10

    芳根京子も2クール連続主演だが…「波うららかに、めおと日和」高橋努も“岡部ママ”でビッグウエーブ到来!