柴田大知騎手が語った ドン底からGIジョッキーへの軌跡

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――騎乗機会を求めるため、障害レースにも積極的に乗るようにしましたよね。
「必死でしたね。いつも乗る前は怖かったです。でも、それ以上に競馬場に行ってレースに乗れることがうれしかったですね」

――そんな思いもあって徐々に乗り鞍が増えてきました。
「ええ。きっかけは08年でした」

――8月3日の新潟メーン・北陸Sのダイイチミラクルですね。
「そう。今でもお世話になっているミルファームの馬です」

――自身が乗る前は弟である未崎騎手が乗っていましたよね。
「準オープンで(5)(3)着していたんですが、北陸Sはオープンのハンデ戦。ミラクルは格上挑戦なんで、斤量が49キロだったんですよ。軽すぎて弟が乗れなかったから、自分に回ってきたんです。未崎より目方が軽かったので」

――そこでいい結果を出したことでオーナーの目に留まったんですよね。
「ええ。騎乗数がグンと増えたのはそこからなんですよ。ミルFの清水敏社長がたくさん乗せてくれたので。本当に助けられました」

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