高梨沙羅のW杯連勝ストップ 裏にロシアの“いやがらせ”説

公開日: 更新日:

 ソチの「雪質」も高梨を苦しめる。同地は地中海沿岸にあるロシア有数の避寒地。冬場の平均気温が10度前後もある。そんな「高温」を理由に、ロシアはジャンプ台の雪に水分を加算。意図的に重みのある雪質にしたうえで、滑降スピードが出にくいジャンプ台をつくり上げる計画もあるという。こうなると、助走スピードを出したい高梨にとってはやはり不利だ。

「ロシアはソチのジャンプ台形状や雪質を考慮したうえで、選手に徹底した練習をさせている。だから、今回は昨季女子ジャンプ総合41位(高梨は総合優勝)だったロシアのアバクモワ(22)がひとりだけ2度とも100メートルを超えて優勝できたのです。これまで無敵の強さを誇っていた沙羅でも、ソチでは苦戦を強いられる。表彰台を逃すこともあるかもしれません」(前出の関係者)

 ロシアが国家の威信をかけて臨むソチ五輪。「高梨潰し」は着々と進んでいる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲