最悪総スカンも…マー君が覚えるべきメジャー「暗黙のルール」

公開日: 更新日:

 メジャーリーグには「アンリトン・ルール」と呼ばれるものがある。明文化されていない暗黙のルールのことだ。

 投手なら三振を奪ったり、スリーアウトを取ったりした直後の派手なガッツポーズ。カウント3ボール0ストライクからの変化球。回の途中で降板して、そのイニングが終わる前にロッカールームに引っ込むことなどはやっちゃいけない。ピンチで打者を空振り三振に打ち取って、「ヨッシャー!」なんて雄たけびを上げながらのガッツポーズなど論外だ。

 このオフ、メジャー移籍する田中将大(25)はマウンド上で感情を前面に出すタイプだけに要注意。仮にアンリトン・ルールを破った場合、投手が打席に入るナ・リーグなら自身がぶつけられるし、ア・リーグの投手であれば味方野手が故意死球を食らう。

 アンリトン・ルールの存在は広く知られているし、メジャーに関する書籍やネットにも出ているから、日本人選手の多くは頭にたたき込んでから海を渡る。それなりに対応もしているが、やっかいなのは一般的でないルールだ。

 レンジャーズのダルビッシュ(27)はメジャー1年目の一昨年、これを知らないばかりにナインから浮いてしまったともっぱらだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か