圧倒的な“指名率”? マー君を待ち受けるドーピング検査

公開日: 更新日:

 メジャーのドーピング検査は表面上、抜き打ちで、しかもランダムに行われることになっている。

 しかし、実情はどうやら異なるようだ。たいていは検査前日、大リーグ機構(MLB)から球団に連絡が入り、球団が検査を受ける選手をピックアップするらしい。その際、指名される確率が圧倒的に高いのが日本人選手だという。

「日本人メジャーリーガーは、クスリに対してクリーンだという見方が定着している。球団サイドとすれば、できれば違反者は出したくありませんからね。いきおい日本人選手が検査を受ける確率は高くなる。これまでメジャーで活躍した日本人の中には、抜き打ち検査のたびに指名され、<またオレかよ>とボヤいていた選手もいました」

 こう明かすメジャー関係者によれば、指名された選手は検査官同伴でトイレに行き、検査官の前でパンツを下ろし、尿を出すことが義務付けられるという。クリーンな選手にとって検査をすること自体は負担にならないのかもしれないが、そのたびに検査官の前でイチモツを“披露”するのは恥ずかしい限り。「またオレかよ」とコボしたくなるわけだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 3

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  4. 4

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  5. 5

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  1. 6

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 7

    小野田紀美経済安保相の地元を週刊新潮が嗅ぎ回ったのは至極当然のこと

  3. 8

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 9

    「しんぶん赤旗」と橋下徹氏がタッグを組んだ“維新叩き”に自民党が喜ぶ構図

  5. 10

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み