練習して、選手見て、落合GMとも…谷繁兼任監督の超多忙

公開日: 更新日:

「自分の中での選手と監督の割合?場面場面で変わるけど、半分半分くらいかな」
 第2クール最終日(9日)、中日の谷繁兼任監督(43)がこう言った。

 激務であるのは言うまでもない。キャンプ初日から、選手としては他の選手と一緒にほぼフルメニュー。前日8日には初めてフリー打撃を行い、その後は室内で特打もやった。
 「ここまで調整は順調にきている」と言う選手谷繁は、昨年までならそうやって自分のことだけを考えていればよかった。今年からはもちろん、そうはいかない。

「普段から自身の練習の合間に、選手の動きをチェックして目を光らせています。キャンプ初日、ブルペンでドラフト2位の又吉(四国IL)のボールを受けた際には、プレートの立ち位置について、『両端を使え』とアドバイス。気になることがあれば、選手に直接、声をかけることもある。少なくとも、高木監督時代よりも選手は緊張感を持って練習に励んでいます。この日もランニングのメニューの際に、平田に『しっかり腕を振って走れ』とアドバイスを送っていたし、巨人からFA移籍した小笠原にも、『あまり飛ばしすぎるなよ』と声をかけていた」(チーム関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」