練習して、選手見て、落合GMとも…谷繁兼任監督の超多忙

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「自分の中での選手と監督の割合?場面場面で変わるけど、半分半分くらいかな」
 第2クール最終日(9日)、中日の谷繁兼任監督(43)がこう言った。

 激務であるのは言うまでもない。キャンプ初日から、選手としては他の選手と一緒にほぼフルメニュー。前日8日には初めてフリー打撃を行い、その後は室内で特打もやった。
 「ここまで調整は順調にきている」と言う選手谷繁は、昨年までならそうやって自分のことだけを考えていればよかった。今年からはもちろん、そうはいかない。

「普段から自身の練習の合間に、選手の動きをチェックして目を光らせています。キャンプ初日、ブルペンでドラフト2位の又吉(四国IL)のボールを受けた際には、プレートの立ち位置について、『両端を使え』とアドバイス。気になることがあれば、選手に直接、声をかけることもある。少なくとも、高木監督時代よりも選手は緊張感を持って練習に励んでいます。この日もランニングのメニューの際に、平田に『しっかり腕を振って走れ』とアドバイスを送っていたし、巨人からFA移籍した小笠原にも、『あまり飛ばしすぎるなよ』と声をかけていた」(チーム関係者)

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