早くも始まった中日・落合GM“現場介入”の波紋

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 もう「オレ流」が動き出した。5日の練習中、ベテランの荒木(36)がティー打撃をしていると、グラウンドにいた落合GMが近寄り、今キャンプ初となる打撃指導を始めたのだ。

 自らティー打撃を実演し、身ぶり手ぶりでバットの出し方などをアドバイス。隣で練習していた小笠原(40)も途中から参加し、直立不動で聞き入った。

 それだけじゃない。落合GMは、そばでティー打撃をしていた谷繁兼任監督(43)のところにも歩み寄り、身ぶり手ぶりを交えて話し込んだ。落合GMは何も語らなかったものの、谷繁監督は「落合GMから指導? そういうわけじゃない。選手たちを見ながら『もっと簡単に考えりゃいいのにな』というふうに、たわいのない話をしたくらい」と明かした。

 近くでこの様子を見ていた中日OBの杉下茂氏は「じっとしていられないんでしょう」と話していたが、公衆の面前で堂々と指導したのもあるいは「これからはオレも選手に教えるぞ」と、周囲にアピールしたかったのだろう。

■首脳陣もやりにくくて…

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