ダウン始動は左ひざ、左腰をアドレス位置に戻す

公開日: 更新日:

 スライスするのは「腰の開きが早すぎるため」とよくいわれる。
 そういわれると誰でも体を止めて右手で打ちたくなるはず。しかしいくら体を止めようとしてもスライスは直らないという人が多いと思う。

 そのことを金井清一プロに聞いたら、「腰が開いているのではなく、左腰が引けて後ろに下がるようにして体重が右足に残っているため」といわれたことがある。

「左足を踏み込むようにして左ひざと左腰を構えた位置に戻すようにしてダウンスイングを始めれば左腰は逃げない」と金井。

 左足から始動し、左ひざと左腰で体を巻き戻すようにすれば体重が左に乗っていくので、これなら腰を開いてもかまわないというのだ。

■クラブはインサイドから下りる

 そういわれてプロのインパクトを見ていると、誰でも左足でしっかりと地面をつかむようにして左足のつま先と左ひざは前を向いている。インパクトで左腰は開き始めているけれども、上体は開かずに胸が正面を向いてボールをとらえている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ