掛布氏も…目先の勝ちに拘る阪神和田監督の采配に疑問符

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 6月に行われた阪急阪神ホールディングスの株主総会では、今年も和田監督の采配や選手起用に対する不満が続出。契約最終年だけに、どんな手を使ってでも勝ちたい気持ちもわからないではないが、首位攻防のヤマ場はまだまだ先である。

 前出の麻生氏がいう。

「阪神は高校野球があるので夏場に甲子園を離れる。今は大阪ドームの試合があるので昔に比べれば楽になったといいますが、それでも甲子園とは雰囲気が違います。夏のロードといえば、昨年の8月下旬、巨人に3連敗してから阪神はズルズルと後退していった。今季はあの悪夢を払拭したい。8月に2カード組まれている巨人戦(東京ドーム)が、最初のヤマ場ではないでしょうか」

 まだ57試合も残して巨人とのゲーム差はたったの2・5。大将が腰をあげる時期ではない。05年以来の優勝を狙う阪神にとって怖いのは、監督と選手との信頼関係が瓦解することだ。

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