掛布氏も…目先の勝ちに拘る阪神和田監督の采配に疑問符

公開日: 更新日:

 後半戦初っぱなの首位攻防戦に勝ち越しはしたが、「あの場面はどうにも納得できない」とお怒りのファンもいる。

 3連勝を狙ったこの日の六回裏、2-2の同点で先頭の大和が中前打で出塁。和田監督は続く鳥谷に、2ボール1ストライクからエンドランのサインを出して二ゴロに倒れた。大和は二塁に進んだもののベンチに戻る鳥谷の表情は心なしか不満げに見えた。

「私もそうです」と、阪神ファンの麻生千晶氏(作家)がこう続ける。

「鳥谷さんはそれまでの2打席でヒットを打っている3割打者じゃないですか。今の阪神は、生え抜きでキャプテンを務める鳥谷さんのチームといっても過言じゃない。彼に任せる場面ですよ。それで併殺になってもいいじゃないですか。私はずっと和田監督の采配には疑問を持っているんです」

 CS放送で解説席に座っていた阪神の打撃コーディネーターでもある掛布雅之氏も「なぜエンドランなのか。自分に任せてもらえない鳥谷は、チームの負けを背負うことはできない」と指摘。目先の勝利にこだわる和田采配を暗に批判した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

  2. 2
    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

  3. 3
    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

  4. 4
    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

  5. 5
    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

  3. 8
    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

  4. 9
    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

  5. 10
    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず

    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず