3年連続2ケタ勝利 10勝目ダル“急にお愛想”の裏事情

公開日: 更新日:

 レンジャーズ・ダルビッシュ有(27)が28日(日本時間29日)のヤンキース戦に先発。7回を2本塁打含む9安打2失点、8三振。今季10勝目(6敗)をマークした。
 この日のダルは前回(23日)の対戦でも一発を浴びたガードナーに三回と五回に2打席連続本塁打を許したが、打線の援護もあって、3年連続2ケタ勝利に到達した。

 そのダルが周囲に愛嬌を振りまいている。
 ここにきて、若手に積極的に話しかけたり、時にはアドバイスしたり、社交的な姿が目立っているのだ。
 どちらかといえば無愛想だった報道陣に対しても、地元テレビ局のインタビューに英語で応じるなど、サービス精神を発揮。エースの変節ぶりに周囲は「一体、何があったんだ?」と首をかしげている。

■チームは絶不調

 これまでとっつきにくかったダルが急変したのは、本気でタイトルを狙っている証しでもある。
 チームはア・リーグ西地区最下位。ここにきて守護神ソリアを若手有望株との交換でタイガースに放出。ダルや主軸のベルトレのトレードも検討するなど、早くも来季を見据えて動き出している。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束