3年連続2ケタ勝利 10勝目ダル“急にお愛想”の裏事情

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 ダルにとって、チームがここまで負けが込んだのは日本ハム時代を含めて初めての経験だ。チームの勝敗は関係なしに登板できる状況は本来なら願ったりかなったり。最多勝、奪三振王など主要なタイトル争いに名を連ね、昨季は次点で落選したサイ・ヤング賞を狙う絶好のチャンスだ。ダルは高校時代からチームよりも個人を優先しており、そのスタンスは今でも変わらない。

 チーム状況を気にすることなく、タイトル取りに専念できる状況とはいえ、メジャーでも極端な利己主義は周囲から反発を招く。ダルもスタンドプレーに走ればチームから総スカンを食らうのは百も承知している。マリナーズ時代のイチローがいい例だし、ダル自身移籍1年目にはルーキーが座ることさえ許されないクラブハウスの高級ソファにふんぞり返っていたため「あいつは生意気だ」とナインから白い目を向けられた。露骨に個人の成績を追い求める姿勢を見せれば、チーム内で浮いた存在になりかねない。メジャー1年目の苦い経験がトラウマになっているだけに、ナインの反感を買うのは避けたいと考えるのは当然だ。周囲に気を使っているのは、ダルなりに低迷するチームの空気を読んでいるから。タイトルへの強い意欲の表れと見るべきだ。

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