初日から6連勝 モンゴルの怪物・逸ノ城は初の「遊牧民」出身

公開日: 更新日:

「稽古での申し合わせでは得意の右差しや左上手に固執し、それが原因で負けることも多い。ところが本場所ではそれらが通用しないと判断すると一転、即座に腕を巻き替えて攻め方を変えるなど、臨機応変の相撲を取れる。それも常に映像で相手の研究をしている成果。主にネット上の動画サイトなどで相手の映像を集めている。相撲の名門、鳥取城北高校に留学して実業団にいた時期もあったから、パソコンから日本語までお手のもの」

 もっとも、素顔は田舎風の朴訥な青年。楽しみは所属する湊部屋の女将さんにしてもらうマッサージ。女将さんは元医師だけに40分かけて行うマッサージが、疲労回復のもとになっている。好物は焼き肉、空揚げ、いちごのショートケーキと可愛らしい一面もある。

 同郷の先輩、横綱白鵬からは「オレが横綱にする」と期待されている逸ノ城。同じザンバラ髪でも、実力は遠藤の100倍以上だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲