初日から6連勝 モンゴルの怪物・逸ノ城は初の「遊牧民」出身

公開日: 更新日:

 遠藤から遅れること1年、角界に再びザンバラ髪力士が現れた。モンゴル出身の逸ノ城(21)だ。192センチ、199キロというモンゴル人にしては珍しい巨漢力士。新入幕の今場所は初日から怒涛の6連勝だ。

 モンゴル人力士として初となる、正真正銘の遊牧民。かつて帰国時に狼狩りに興じていた朝青龍も、出身は首都のウランバートルだった。逸ノ城は幼少期からゲル(テント型住居)で暮らし、馬に乗って羊やヤギの世話をしていた。ひとつの地には定住せず、水や牧草を求めて季節ごとに転々とする生活。夜は家畜を狙う狼を追い払っていた。

 育ちが育ちだからか、年齢不相応に落ち着いており、めったなことでは動じない性格。幕下付け出しから所要4場所での新入幕は遠藤に次ぐ史上2位のスピード出世ながら、「そう?普通だと思う」とケロリとしていた。

■臨機応変の相撲が取れる

 強さといっても、体のデカさにモノをいわせているだけじゃない。角界OBは「稽古場と本場所であれだけ違う力士も珍しい」と言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る