打撃でチーム牽引の青木 指揮官からいまだ信頼されない理由

公開日: 更新日:

 29年ぶりの地区優勝を目指すロイヤルズ・青木宣親(32)が気を吐いている。

 24日(日本時間25日)のインディアンス戦に「2番・右翼」で出場。五回の第3打席で右前打を放ち、4戦連続安打とした。これで9月は73打数28安打の打率3割8分4厘。タイガースとの地区優勝争いがし烈になる中、依然として打撃好調だ。

「2番」として起用された15日からのホワイトソックス3連戦では11安打をマーク。3連戦での11安打は85年の世界一に貢献した「ミスター・ロイヤルズ」ことジョージ・ブレット(現球団副社長)らを抜いて球団記録を更新した。

 昨オフ、打線の牽引役と期待されてブルワーズから移籍しながら、前半戦は273打数71安打の打率2割6分といまひとつ。球団は7月末のトレード期限を前に強打の外野手獲得に動いたほどだった。シーズン終盤、ようやく期待通りの働きを見せているが、ヨスト監督の信頼を得るには至っていない。

■ポストシーズンは早めに交代されられる可能性が

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    すい臓がんの治療が成功しやすい条件…2年前に公表の日テレ菅谷大介アナは箱根旅行

  3. 3

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  4. 4

    高市首相「午前3時出勤」は日米“大はしゃぎ”会談の自業自得…維新吉村代表「野党の質問通告遅い」はフェイク

  5. 5

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  1. 6

    「戦隊ヒロイン」ゴジュウユニコーン役の今森茉耶 不倫騒動&未成年飲酒で人気シリーズ終了にミソ

  2. 7

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  3. 8

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 9

    志茂田景樹さんは「要介護5」の車イス生活に…施設は合わず、自宅で前向きな日々

  5. 10

    NHK大河「べらぼう」に最後まで東洲斎写楽が登場しないナゼ?