ブラジル戦惨敗 アギーレの「テスト」強調は批判への“予防線”

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 前半18分、スルーパスに鋭く反応したネイマールがDFラインの背後を突き、最後はGK川島もかわして先制ゴール。後半3分、MF柴崎がピッチ中央でコントロールミスし、ボールを奪ったMFコウチーニョからのパスを受けたネイマールが決めて2点目をゲット。

 同32分には、右サイドからネイマールが絶妙クロスを上げ、途中出場のFWカカがヘディングシュート。クロスバーに当たって跳ね返り、その流れからのコボレ球をネイマールが押し込み、ついにハットトリックの完成である。しかし、これで終わりではなかった。

 4分後。右サイドからフリーでヘディングシュートを叩き込み、千両役者の大活躍にスタンド中から「ネイマール・コール」が沸き起こった。

■試合後に笑顔で投げキッスをするアギーレの能天気ぶり

「まずは守備をしっかりと固め、これまでのようにパス回しに執着することなく、機を見て敏な攻撃を仕掛けていく。これがアギーレ監督が推し進めようとしている戦術ですが、日本代表はそれらが何も出来ていなかった」と、前出の平野氏がさらに続ける。

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