初召集の5人は実力未知数…アギーレ選考に疑問と困惑の声

公開日: 更新日:

 アギーレ代表監督が選んだ代表初招集のJリーガー5人が、大きな波紋を呼んでいる。

 スポーツ各紙は「誰にでも代表入りのチャンスがある。Jリーガーのモチベーションは一気に高まった」と大騒ぎだが、Jリーグの現場からは、「代表チームは、その時点でベストの選手が選ばれるもの。B級品ばかりを選んだアギーレの目は節穴なのか?」という声が噴出しているのだ。

 確かに、Jリーガー5人の誰もが「A代表にふさわしい」と納得するような選手は皆無である。

 広島の身長186センチFW皆川佑介(22)はエアバトルに強く、前線からの守備にも定評があるとはいえ、まだまだ粗削りだ。鳥栖の身長185センチFW豊田陽平(29)と比較すると格段に見劣りする。皆川のJ1通算出場時間は238分。通算450分以下に適用される「年俸480万円以下」の格安選手でしかない。

 新潟の右SB松原健(21)は、9月19日からのアジア大会(韓国・仁川)に出場するU-21日本代表から21日に落選したばかり。それが“飛び級”でA代表入り。新潟関係者も「喜びたいところだけど……ウチのマツケンは運動量だけ。ポカも多い。A代表に呼んで大丈夫か?」と困惑することしきりである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ