日ハム大谷 CSではDHから抑え投手まで「二刀流」フル活用

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 日本ハムの栗山監督が、11日から始まるCSでの大谷翔平(20)の起用法について、あっと驚く構想を温めているという。

 すでに11日のオリックス戦に先発させることを明言したとはいえ、問題はその後の使い方。オリックスに勝ってソフトバンクとのファイナルステージに進んだ場合、先発で使うとしたら中6日で18日の第4戦になる。それだと間隔があくし、野手としての起用が限られるため、現時点で有力なのは11日に先発させた後は野手に専念するプランといわれるが、「栗山監督は大谷の二刀流をフル活用するつもりです」とは親しい関係者だ。

 この関係者の解説によれば、11日に先発させた後は原則として全試合DHでスタメン出場。しかし、試合終了までDHではない。同点、あるいは僅差でリードしている展開になれば、最後の1イニングは抑えとしてマウンドに上げる。DHのポジションは潰すことになるものの、これなら投手と野手、両方の能力を生かせる。守備に就いた場合は困難でも、DHなら試合中ブルペンで肩をつくることもできる。

 もっとも大谷で初戦を取り、ソフトバンク戦に駒を進めることができなければ、すべては絵に描いた餅だが。

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