強打者ズラリ…日本人投手はア・リーグ中地区に行くべからず
ア、ナ両リーグの新人王が10日(日本時間11日)に発表され、アはホワイトソックスのホセ・アブレイユ内野手(27)、ナはメッツの右腕ジェイコブ・デグロム(26)がそれぞれ選ばれた。
キューバ出身のアブレイユは昨年10月に6年総額6800万ドル(約78億円)で入団。今季132試合に出場し、打率3割1分7厘(リーグ5位)、36本塁打(同3位タイ)、107打点(同3位)。今季は開幕から打撃好調で、新人王のライバルだったヤンキース・田中将大(26)を抑えて月間最優秀新人を3度受賞(4、6、7月)。マー君の故障もあり、ダントツで選ばれた。将来の三冠王候補でもある。
ア・リーグ中地区にはこのアブレイユ以外にも強打者が揃っている。6日に発表されたシルバースラッガー賞には一塁手アブレイユの他、インディアンスのゴームス捕手、ブラントリー左翼手、ホワイトソックスのA・ラミレス遊撃手、タイガースのDH・マルティネスとアの中地区だけで5人を占めた。他にも12年の三冠王タイガース・カブレラ内野手、今季打率3割1厘をマークしてブレークしたロイヤルズ・ケイン外野手ら好打者が顔を揃えている。