古巣・広島に渋ヅラ復帰 新井を待つ歓声とブイーング

公開日: 更新日:

 ご覧のような神妙な表情。阪神を自由契約になり、広島に復帰することが決まった新井貴浩(37)は14日の記者会見で、「帰ってこい、と言ってもらえるとは思わなかった。驚いたが、最後は育ててもらったところで燃え尽きようと思った」と口を開くと、その後もほとんど笑顔を見せることはなかった。

 新井がその「育ててもらったところ」をFAで飛び出したのは7年前。「FAなんてなかったら良かったのに」と苦渋の決断だったことを涙ながらに語った退団会見が、逆に広島ファンの神経を逆なでし、大ブーイングを浴びた。

 それだけに、この日の会見でも「7年前と同じくらい、それ以上に悩んだ。帰っていいものなのかと…」と話し、ファンを納得させるためには、「結果を出すこと。姿勢を示すことだと思います」と決意を示したが、来年の本拠地開幕戦で新井を待っているのは、歓声かブーイングか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か