いまだ「去就未定」のオリ金子 他球団が獲得に“及び腰”の理由

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手術してまだ4日で抜糸もしていない。それをしてから徐々に体を動かしていきたい。(復帰に向けての)プランはある。出来る限りのことはやっていきたい」

 3日、こう話したのが先月末に右ひじのクリーニング手術を行ったオリックス金子千尋(31)だ。この日、都内ホテルで行われた「三井ゴールデン・グラブ賞」の授賞式に出席。手術後初の公の場とあって、大勢の報道陣が金子を取り巻いた。

 もっとも、報道陣が注目していたのは金子の術後の経過ではなく、国内FA宣言後の去就。授賞式終了後、報道陣から質問が及んだが、金子は「それは……まだです」とこれまで同様「未定」を強調した。

 しかし、その一方で気になるのが他球団の動き。金子がFA宣言した直後は、阪神を筆頭に中日楽天、DeNAが獲得に名乗りを上げていたものの、どの球団も金子との直接交渉はおろか、接触した痕跡すら公にはなっていない。水面下でこっそりやっているとしても、あまりにも静かなのだ。

 金子獲得に熱心に動いていた阪神も、手術前に「代理人から(手術の)連絡は受けた」と話していた中村GMが2日になって「代理人から連絡がない」とトーンダウンした。

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