いまだ「去就未定」のオリ金子 他球団が獲得に“及び腰”の理由

公開日: 更新日:

手術してまだ4日で抜糸もしていない。それをしてから徐々に体を動かしていきたい。(復帰に向けての)プランはある。出来る限りのことはやっていきたい」

 3日、こう話したのが先月末に右ひじのクリーニング手術を行ったオリックス金子千尋(31)だ。この日、都内ホテルで行われた「三井ゴールデン・グラブ賞」の授賞式に出席。手術後初の公の場とあって、大勢の報道陣が金子を取り巻いた。

 もっとも、報道陣が注目していたのは金子の術後の経過ではなく、国内FA宣言後の去就。授賞式終了後、報道陣から質問が及んだが、金子は「それは……まだです」とこれまで同様「未定」を強調した。

 しかし、その一方で気になるのが他球団の動き。金子がFA宣言した直後は、阪神を筆頭に中日楽天、DeNAが獲得に名乗りを上げていたものの、どの球団も金子との直接交渉はおろか、接触した痕跡すら公にはなっていない。水面下でこっそりやっているとしても、あまりにも静かなのだ。

 金子獲得に熱心に動いていた阪神も、手術前に「代理人から(手術の)連絡は受けた」と話していた中村GMが2日になって「代理人から連絡がない」とトーンダウンした。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性