金子メジャー先送り 球団が「入札金」より固執するリーグ優勝

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 残留か、他球団への移籍か、それともメジャー挑戦か――。

 オリックスからFA宣言、去就の注目されていた金子千尋(31)が24日、今オフのメジャー挑戦を断念することを明らかにした。「今オフのポスティングはしない方向で考えている」とは本人だ。

 これによって金子はオリックス残留か、国内球団への移籍かのどちらかになるものの、周囲の関係者によれば「金子は今後、オリックスと年俸5億円で再契約。来オフ、ポスティングで米球界に挑戦する」という。

 キーマンは宮内義彦オーナー(79)だった。宮内オーナーは去る4日、今回の金子の問題に関して、「FA資格は尊重するが、引き続き我がチームの一員と思っている。引き留めるのも球団の仕事。球団が努力するに限る」と発言。入札制度(ポスティングシステム)を利用してのメジャー挑戦に否定的なスタンスを明らかにした。

 オリックスは2000年オフ、イチローの入札制度によるメジャー挑戦を容認しているが、「当時とはさまざまな状況が異なる。宮内さんは基本的にポスティングに反対なのです」と、さるベテラン記者がこう続ける。

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