パドレスが外野手続々獲得 イチローは新天地本命から“肘鉄”

公開日: 更新日:

 かつての安打製造機が厳しい立場に追い込まれている。

 ヤンキースからFAになったイチロー(41)。当初、移籍先として有力視されていたナ・リーグ西地区のパドレスが外野手を相次いで獲得しているからだ。

 複数の米メディアが12日(日本時間13日)に報じたところによれば、パドレスは11年の本塁打王マット・ケンプ外野手(30)をドジャースからトレードで獲得。両チーム合わせて5人が動く大型トレードだという。

 今季リーグワーストのチーム打率2割2分6厘の貧打解消を図るため、パドレスではさらなる外野手の補強に動いている。有力候補は今季ブレーブスで打率2割7分、29本塁打、102打点をマークしたジャスティン・アップトン外野手(27)。来季終了後にはFAになるため、ブレーブスがパドレスにトレードを持ちかけているそうだ。

 強打者2人の加入で左翼、中堅は埋まった。右翼は空いているものの、パドレスには有望な若手外野手が少なくない。メジャーでは40歳を過ぎた野手は敬遠される傾向があり、パドレスが若手の出場機会を限定してまでイチローを獲得するのは現実的ではない。

 本命と見られていたパドレス移籍の可能性がなくなったイチローの新天地探しは振り出しに戻りそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状