キューバ選手のメジャー流出加速 日本人野手には“狭き門”に

公開日: 更新日:

 前出の鈴村氏は、「日本人選手によるメジャー挑戦にも大きな影響が出かねません」とこう続ける。

「メジャーの各球団は今後、これまで以上にキューバ人野手の獲得に関心を示す。そうなると、現時点でも評価が低いといわれる日本人野手は、今まで以上に見向きもされず、移籍のチャンスが減るでしょう。キューバ選手には天性の身体能力があり、積極的なプレースタイルはメジャーの野球に合う。日本人を獲得すれば通訳をつけたりといろいろ面倒ですが、スペイン語が母国語のキューバ選手なら各球団に多くのヒスパニック系選手が在籍しているため『言葉の壁』を心配する必要もほとんどありません」

 今オフ、鳥谷のメジャー移籍が実現すれば、それが日本人野手としては最後になるかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状