巨人初のキューバ人選手アンダーソン 米メジャーでの苦い“過去”

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「気の毒と言えば、気の毒な選手です」

 メジャーリーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏が言う。

 28日に来日した巨人の新外国人、レスリー・アンダーソン(31=前レイズ3Aダーラム)。球団史上初のキューバ出身助っ人として注目が集まる一方、09年の亡命後に所属したレイズでは一度もメジャーに昇格しないままクビを切られた。

「悪い選手じゃありません。今回の来日前にプレーしたベネズエラのウインターリーグでも、43試合に出場して打率.325、4本塁打、27打点。25個の四球を選び、三振は18と少ない。対右投手の打率が.341に対して、左投手に.270と数字が落ちるのは気になるものの、選球眼のいい巧打の中距離ヒッターと評価できる。守備も外野と一塁をこなせる、器用な左打者です」(友成氏)

■渋ちん球団レイズ入りで不運

 昨年までのレイズでの4年間も、マイナーで455試合に出場して通算打率.295の成績を残しながら、メジャーでのチャンスを与えられなかったのは理由がある。

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