希望条件とも一致 FA青木宣親にジャイアンツ入り急浮上

公開日: 更新日:

 依然として所属先が決まらない青木宣親(32=ロイヤルズFA)に新たに関心を示す球団が現れた。

 昨季のワールドシリーズで対戦したジャイアンツが外野の補強候補の一人にリストアップしているというのだ。NBCスポーツ(電子版)が4日(日本時間5日)に報じている。記事によれば、ジャイアンツは青木の守備力を高く評価しており、昨年12月にマーリンズにFA移籍したモース外野手の後釜として左翼で起用する方針としている。

 青木には複数の球団が関心を寄せており、3年契約を希望する青木側に対して、いずれの球団も2年契約を提示。条件面で隔たりがあるものの、青木側は強気な姿勢を崩していないという。

 青木をめぐっては、これまでレッズやオリオールズが獲得に動いたといわれるが、契約はまとまらなかった。青木は移籍先として「ワールドシリーズに出場する可能性が高いチーム」を条件の一つに挙げている。昨季、ワールドチャンピオンに輝いたジャイアンツなら青木の希望に合致する。今季の青木はジャイアンツの連覇に貢献するかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々