希望条件とも一致 FA青木宣親にジャイアンツ入り急浮上
依然として所属先が決まらない青木宣親(32=ロイヤルズFA)に新たに関心を示す球団が現れた。
昨季のワールドシリーズで対戦したジャイアンツが外野の補強候補の一人にリストアップしているというのだ。NBCスポーツ(電子版)が4日(日本時間5日)に報じている。記事によれば、ジャイアンツは青木の守備力を高く評価しており、昨年12月にマーリンズにFA移籍したモース外野手の後釜として左翼で起用する方針としている。
青木には複数の球団が関心を寄せており、3年契約を希望する青木側に対して、いずれの球団も2年契約を提示。条件面で隔たりがあるものの、青木側は強気な姿勢を崩していないという。
青木をめぐっては、これまでレッズやオリオールズが獲得に動いたといわれるが、契約はまとまらなかった。青木は移籍先として「ワールドシリーズに出場する可能性が高いチーム」を条件の一つに挙げている。昨季、ワールドチャンピオンに輝いたジャイアンツなら青木の希望に合致する。今季の青木はジャイアンツの連覇に貢献するかもしれない。