理由は「男気」じゃない 黒田広島復帰にヤ軍の“優柔不断”あり

公開日: 更新日:

 古巣・広島に復帰した黒田博樹(39=前ヤンキース)。メジャー球団の中には年21億円超のオファーを出したところもあったという。それでも年俸4億円の広島を選んだことから、スポーツマスコミは盛んに「男気」を強調している。

 黒田の気持ちの中に古巣への愛着があるのは事実。しかし、それだけで差額の17億円超を捨てるとも思えない。

 米東海岸のさる代理人関係者は「要するに黒田は今年が最後のシーズンになるかもしれないと思ったのでしょう。特にヤンキースの低評価はこたえたはずです」と話す。

■黒田にも働いた損得勘定

 ヤンキースは黒田がFAになった直後、クオリファイング・オファーを出さなかった。クオリファイング・オファーとはFA選手が他球団に移籍した場合、見返りに移籍先の球団からドラフト指名権を得る制度で、今回の規定額は年俸約18億円だった。選手にオファーを拒否された後も自由に交渉できるため、球団は選手に年18億円の価値があると判断すればクオリファイング・オファーを出す。実際、ヤンキースは13年オフも12年オフも黒田にこのオファーを出していた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る