ワインドアップ挑戦の日ハム大谷に「デメリット大きい」の声

公開日: 更新日:

 どこまで本気なのか。二刀流に挑戦中の大谷翔平(20)が今季、投手として「ワインドアップ投法」を取り入れる可能性を示唆。スポーツ紙が「ワインドアップで勝負」とデカデカと取り上げている。

 花巻東高時代にワインドアップで投げていた大谷はプロ入り後、1年目はノーワインドアップ、2年目はセットポジションに変えて初の2ケタとなる11勝を挙げ、日本人最速記録となる162キロをマークした。昨年の活躍に満足せず、沖縄で自主トレを開始してからもキャッチボール、ブルペンでワインドアップを試しており、本人も「方向付け(制球)がしにくい」としながらも、「反動がつく分、動きやすい部分はある」と話している。

 先日、成人式に出席した大谷は、「誰もが無理だと思う『170キロ』を目指す価値はある」と言っていた。新投法はそれに向けたチャレンジの一環とスポーツ紙は書くのだが、評論家の広岡達朗氏が、「『ワインドアップ解禁』なんて、何を騒いでいるのか。ワインドアップだろうがセットポジションだろうが、どちらでもいいんです。投げ方は大した問題じゃない」と言えば、日本ハムOBの高橋善正氏(評論家)は、「ワインドアップにすれば、反動がつけられる分、球速、球威が増す可能性はあるけど」と前置きした上で、こう言った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    今オフ勃発「FA捕手大シャッフル」…侍Jの巨人・大城、SB甲斐を筆頭に中日、阪神も参戦か

    今オフ勃発「FA捕手大シャッフル」…侍Jの巨人・大城、SB甲斐を筆頭に中日、阪神も参戦か

  2. 2
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 3
    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  4. 4
    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

  5. 5
    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

  1. 6
    “辞めジャニ”野村義男は59歳で現役バリバリ!引く手あまたの秘訣は「第三の道」を歩んだこと

    “辞めジャニ”野村義男は59歳で現役バリバリ!引く手あまたの秘訣は「第三の道」を歩んだこと

  2. 7
    巨人・秋広が今季初昇格も阿部監督「全く期待していない」…のんきな性格がアダで早くも背水の陣

    巨人・秋広が今季初昇格も阿部監督「全く期待していない」…のんきな性格がアダで早くも背水の陣

  3. 8
    阪神・岡田監督が密かに温めていた「藤浪獲得プラン」が消滅していた…

    阪神・岡田監督が密かに温めていた「藤浪獲得プラン」が消滅していた…

  4. 9
    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間

    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間

  5. 10
    人間性やスタンスが如実に表れたMLB挑戦時の「西海岸かつ小規模都市」へのこだわり

    人間性やスタンスが如実に表れたMLB挑戦時の「西海岸かつ小規模都市」へのこだわり