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山崎裕之野球評論家

1946年12月22日、埼玉県生まれ。上尾高校時代には投手兼遊撃手として、1963年選抜高校野球に出場して注目を集め、東京オリオンズ(現ロッテ)に入団。3年目にレギュラーとなる。69年には打率.301を打ち、翌年は1チーム20ホームラン以上が5人という史上初の驚異打線の一員として大活躍。1979年に西武ライオンズ移籍後も、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得するなど、攻走守すべてにおいて活躍をみせた。引退後は野球解説者、野球評論家として活動している。

巨人・原監督に聞く「坂本主将任命」と「阿部一塁転向」の真意

公開日: 更新日:

【山崎裕之の「2015 キャンプ探訪」】

 腰の張りで別メニューで調整していた坂本が、6日の第2クールから全体練習に合流した。原監督(56)に、今季から坂本を主将に任命した真意を聞くと、こう言った。

「今のチームは阿部の負担が大きくなりすぎている。主将の交代を考え、見渡したところ、坂本が適任だと。彼自身に一皮、二皮むけてほしいという意味もあります」

 不動の遊撃手もここ2年は好、不調の波が激しい。26歳にしてプロ9年目。原監督の口調から、巨人の中心選手として責任感を持たせたいという意図も伝わってきた。

 ちなみに坂本本人に主将としての意気込みを尋ねると「今のところはまだ何とも……ゲームに入ったらそういう意識も出てくると思います」と言った。

 阿部の負担を軽減するといえば、一塁へのコンバートもそうだろう。3月に36歳になる阿部は、首、腰、下半身に故障歴がある。14年間も扇の要に座っていたベテランも、捕手としてフルシーズン働くのは確かに厳しい。この点について原監督に聞くと次のように言った。

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