「Youは何しに日本へ?」 西武ルブランがローテ落ち危機

公開日: 更新日:

 西武の“珍助っ人”がいきなり炎上した。初先発となった楽天戦で、ルブランが初回に6失点。楽天の新助っ人ウィーラーに3ランを浴びるなどいいところはなく、4回8安打3四球、7失点でマウンドを降りた。

 このルブラン、1月の来日時にテレビ東京系の「Youは何しに日本へ?」の取材を受けた選手。成田空港で来日する外国人を直撃して、文字通り「何をしに来たのか」に焦点を当てる番組だ。新外国人だけに番組スタッフもルブランの顔を知る由もなく、本人も当初は「スシを食べにきたのさ」とジョークを言っていた。

 米国ではパドレス、マーリンズ、アストロズ、ヤンキース、エンゼルスと所属球団を転々と変え、メジャーと3Aを行ったり来たりしていた一軍半の投手。それでも西武は年俸1億2000万円と先発ローテの一角として期待していた。

 ルブランは試合後、「次は頑張るよ」と話したものの、田辺監督は「チャンスはあと1回」とバッサリ。本当に「何しに来たんだ?」と言われかねない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘