中日の連続サヨナラ止めた 阪神・呉“改良ツーシーム”の威力

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 中日ファンは2点を追う九回裏、4試合連続のサヨナラ勝ちを祈ったが、阪神の守護神・呉昇桓の前にナニータ、高橋周、大島が3者連続三振でゲームセット。今季本拠地2敗目を喫した。「(投打とも)もっとひと工夫あれば違っていたのに」と谷繁監督は嘆いた。

 中日ファンを落胆させた呉は、今季7試合目の登板。ここまではピリっとせず、中日との開幕カードも3連投で1セーブ2ホールドを挙げはしたものの、いずれもヒットを許した。この日はこれまでとは別人のような完璧な内容で5セーブ目をマーク。先発岩崎からバトンを受けた2番手金田が今季初勝利を手にした。

 今年、他球団が警戒しているのは呉の改良したツーシームだ。フォークボールは制球が難しいので、これまでのツーシームをシュートしながらより沈む軌道に変えたという。左打者にとっては落ちながら外角に逃げていき、右打者には手元で沈むやっかいな変化球だ。この日は高橋周がこのボールで料理された。

 阪神は借金を3に減らし、17日からは甲子園巨人を迎え撃つ。最終回に呉が出てくれ、阪神ファンは気持ちよく六甲おろしを歌えるか。

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