日ハム斎藤佑またKO…それでも栗山監督“特別扱い”のなぜ?

公開日: 更新日:

 こうなるだろうと誰もが予想していたはずだ。

 17日の楽天戦で今季2度目の先発マウンドに上がった日本ハム斎藤佑樹(26)。二回と四回に適時打を浴び、四回途中5安打2四球4失点で「お役御免」となった。

「チームがいい雰囲気で戦ってきているのに、こういうピッチングをしてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです」

 と肩を落とした斎藤。降板後は悔しげにベンチを拳で叩いたが、相も変わらず成長のカケラが見えない。上体頼みの投球でボールは高く、制球もバラバラ。不利なカウントからストライクを取りにいって打たれた。

 そんな斎藤を栗山監督だけはいまだに特別扱いしている。

 前回登板の2日は8点リードをもらいながら、五回途中3失点で降板。この時、栗山監督は「普通の投手だったら(失点した)前の回で交代だったかもしれない」と話していた。斎藤なんてプロ入りしてからは普通の投手。特別扱いする理由は見当たらない。そんなことを続けていたら、チームの和が乱れるだけだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々