香川の胸中は? 元同僚エルナンデスがレアルCL4強へ決勝弾

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 レアル・マドリードが欧州チャンピオンズリーグ(CL)4強入りを決めるゴールを叩き込んだのは、日本代表MF香川の“冷や飯”食らい仲間だった。メキシコ代表FWハビエル・エルナンデスである。

 レアルとアトレチコとのマドリード対決となったCL準々決勝第2レグ(日本時間23日早朝キックオフ)。後半43分にレアルFWのC・ロナウドが、FWハメス・ロドリゲスとのパス交換で右サイドを突破。相手PA内でDFに引っ張られ、体勢を崩しながらも右足アウトでパス。その先にいたエルナンデスが右足を振り抜くと、ボールはゴールネットを揺らし、これがレアル4強入りの決勝ゴールとなった。

 エルナンデスは14年9月、当時所属のマンチェスターUで出番が激減し、レアルにレンタル移籍した。選手層の厚いレアルでもベンチを温めることが多かったが、それでも地元の宿敵相手に値千金ゴールで鬱憤晴らしである。

 エルナンデスとともにマンUで冷や飯を食らっていた香川は、14年8月に古巣ドルトムントに復帰したが、まだ大きなインパクトを残せないでいる。

 エルナンデスの活躍を香川が見たとしたら、いったいどんな心境だったのだろう…。

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