NFL看板QBには厳罰 日本プロ野球からはなぜ“不正”消えない

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 米プロフットボール、NFLのスーパースターに厳罰が下った。

 NFLは11日(日本時間12日)、今年2月のスーパーボウルを制したペイトリオッツのQBトム・ブレイディ(37)に、9月の来季開幕から4試合の出場停止処分を科したと発表した。

 ペイトリオッツは1月のAFC(アメリカン・カンファレンス)決勝で、規定より空気圧の低いボールを使った疑いがもたれていて、ブレイディは不正を知っていた可能性が高いという。決勝は雨中行われ、空気圧の低いボールは悪天候の試合で捕球しやすいといわれる。

 NFLはチームに対して100万ドル(約1億2000万円)の罰金を科したうえ、来年のドラフト1巡目指名権と再来年の4巡目指名権を剥奪した。

 アメフト界の全米ナンバーワンチームと、そこのMVPが厳罰を食らった衝撃の大きさはもちろん、注目すべきは不正は絶対に許さないというNFLのスタンスだ。

 不正に関与した職員や用具係が携帯電話で話した中身まで調べて作成した報告書を公開。そこにはブレイディが以前、空気圧を下げるよう要望したことを示唆する内容もあったという。

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