TV放映権高騰 大リーガーの平均年俸がプロ野球の14倍に

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 いったい、どこまで上がるのか。AP通信の発表によれば、大リーガーの今季開幕時の平均年俸は425万ドル(約5億1000万円)。昨年の395万ドル、一昨年の365万ドルを大きく上回ることがわかった。

 ちなみに日本のプロ野球は、昨年が3年連続のマイナスとなる3678万円。メジャーリーガーはプロ野球選手の実に13.9倍もの給料をもらっている計算になる。

 日本人選手の最高はヤンキース・田中の2200万ドル(約26億4000万円)。メジャーの最高給取りはドジャースの左腕・カーショーで3100万ドル(約37億2000万円)、2位はタイガースの右腕バーランダーで2800万ドル(約33億6000万円)だ。

 頭打ちの日本プロ野球と比べて、選手の年俸がジャンジャン上がっていく最大の要因はテレビ放映権料だ。

 メジャーはテレビ放映権料が高騰。大リーグ機構は14年から21年まで全国ネットの放送局数社と8年契約を結んでいて、年平均15億ドル(約1800億円)が入ってくる。これが30球団に均等分配されるうえ、各球団には地元テレビ局からの放映権料も入る。システムの違いがメジャーリーガーの年俸を押し上げているのだ。

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