イチロー活躍も初陣飾れず…マーリンズ“転身監督”の正体

公開日: 更新日:

 マーリンズで異例の人事が行われた。

 成績不振を理由にマイク・レドモンド前監督を解任したマーリンズは18日(日本時間19日)、ダン・ジェニングズGM(54)の監督就任を発表した。

 会見に臨んだジェニングズ新監督は「球団の信頼を感じて大変名誉に思っている。チーム一丸となってプレーオフ進出を目指したい」と抱負を語ったが、指導者としての手腕は限りなく未知数だ。

 新指揮官は長らくマーリンズのフロントスタッフを務め、メジャーでの監督、コーチ経験はない。唯一の指導者経験は故郷のアラバマ州の高校でコーチを務めた程度だ。

 早くもチーム外からはジェフリー・ロリア・オーナーの人選を疑問視する声が上がっているとはいえ、新指揮官はイチローにとってはプラスになりそうだ。

 ジェニングズ新監督は1月にイチローの入団会見で来日した際「素晴らしい能力を持ったイチローが加わり、我々が15年シーズンに目指すことを実現してくれるはずだ」と絶大な信頼を口にした。この日の会見でも「自分が編成したチームを指揮できるなんて、これ以上幸せなことはない」と話しているだけに、現有戦力で戦い抜くことを示唆した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性