マーリンズがレイモンド監督解任 イチローの起用にも影響か

公開日: 更新日:

 ベテラン外野手の所属チームがゴタゴタし始めた。

 イチローのマーリンズは17日(日本時間18日)、本拠地マイアミでのブレーブス戦後、マイク・レドモンド監督(44)とロブ・レアリー・ベンチコーチ(51)の解任を発表した。後任は18日にも発表される見込みだ。今季のメジャーリーグで指揮官が交代するのはブルワーズのレネキー前監督に次いで2人目となる。

 今季のマーリンズは開幕ダッシュに失敗。15日からの同地区のライバルであるブレーブスとの3連戦で3タテを食らうなど、ここまで16勝22敗の勝率4割2分1厘。ナ・リーグ東地区で最下位フィリーズとわずか0.5ゲーム差の4位に低迷している。

 昨オフには主砲スタントンと北米プロスポーツ史上最高額となる13年総額3億2500万ドル(約377億円)で契約延長、イチローを獲得するなど、それなりのチーム編成を図ったが、投手陣が誤算だった。中でもリリーフ陣(防御率4.23)が不調でチームの足を引っ張っている。

 会見したマイケル・ヒル球団編成本部長は「今はチームの戦いを安定させることが重要。我々は、現状のチームにはその打開策がないと判断した」と説明。新たに据える指揮官のもとで巻き返しを図ると明かした。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    全英V山下美夢有の「凱旋フィーバー」は望み薄…6年前の渋野日向子と決定的な違いとは?

  2. 2

    東洋大姫路(兵庫)岡田監督「大学からは『3年で』と言われたけど、ナンボ何でも無理ですと」

  3. 3

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  4. 4

    炎天の弔辞で高橋克典が読み上げた「芸能界のドン」秘話…ケイダッシュ川村会長告別式

  5. 5

    叡明(埼玉)中村監督「あくまで地元に特化したい。全国から選手を集めることは全く考えていません」

  1. 6

    中居正広氏に新事実報道!全否定した“性暴力”の中身…代理人弁護士は「出どころ不明」と一蹴

  2. 7

    突然告げられた強制米留学、現地では毎日ドミニカ人全員に飯を奢り続け、球団の領収書を切った

  3. 8

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  4. 9

    嫌というほど味わった練習地獄と主力との待遇格差…俺の初キャンプは毎日がサバイバルだった

  5. 10

    ドジャース「投手」大谷翔平がMLB最大落差の“魔球”を温存する狙い…リハビリでは「実戦でもっと試したい」と