収入増は確実も…選手年俸が上げられないDeNAの球団事情

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「年俸も順位通りになればいいけど……」

 DeNAのチーム内から、こんな声が聞かれる。

 DeNAの選手平均年俸は2503万円、総額は約22億3000万円で4年連続最下位。年俸1億円以上の日本人選手は三浦(41=1億3500万円)と久保(34=1億2000万円)の2人だけ。野手は石川(28)の6000万円が最高。中軸の筒香(23)と梶谷(26)が同じ4600万円と、今季は低年俸の選手が奮闘している。

 今はチームが好調な上に、観客動員も1試合平均で約2万4000人と、昨年比で約2500人程度の大幅増になっている。このまま上位を維持して優勝争いができればさらなる増員が見込めるため、球団の収入増は確実。選手たちも活躍に応じて大盤振る舞いを期待していることだろう。

「それには、リーグ優勝してCSファイナルステージを本拠地で開催しないとな」と言うのは、ある横浜OBだ。

 今年就任した南場オーナーは2月、雑誌のインタビューで「(球団経営の)黒字化は絶対目標」と語り、時期については「2~3年後じゃないでしょうか」と言っている。

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