マーリンズ主砲今季絶望も イチローに「安打量産」の絶好機会

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 ベテラン外野手に願ってもないチャンスが巡ってきた。今季は「4人目の外野手」のマーリンズ・イチロー(41)がレギュラーシーズン終了まで右翼に定着しそうだからだ。

 ここにきて、死球を受けて左手を骨折した主砲で正右翼手のスタントンの回復が大幅に遅れていることが判明。複数の米メディアによれば、すでにスタントンは打撃練習を再開しているものの、患部の痛みは引かず、本来のスイングからは程遠い状態だという。当初は全治4~6週間と診断され、8月上旬には戦列に復帰するとみられていたが、依然として先行きは不透明だ。

 マーリンズは首位ナショナルズとは12ゲーム差でナ・リーグ東地区4位。開幕から低迷するフィリーズとともに最下位を争っている(2日終了時)。スタントンと昨年11月に北米プロスポーツ史上最高額となる13年総額3億2500万ドル(約390億円)で契約。すでにチームのポストシーズン進出が絶望的なだけに、高給取りを無理に働かせて患部を悪化させては元も子もない。スタントンに今季の残り試合を全休させる可能性は十分にある。

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