男子プロツアーはシニアツアーの“おもてなし”を見習うべき

公開日: 更新日:

 お土産をもらって会場内に入っていくと、無料で飲めるドリンクコーナーには長い列ができている。さらに進んでいくと、血液チェックコーナーとか洗顔パウダーの体験コーナーなどで大勢の人が順番を待っている。さらには子供たちのためのゲームコーナーや遊びの広場も用意されてある。

 ゴルフをやるお父さんは試合を見て、ゴルフに無縁の家族も飽きさせないような工夫が凝らされているわけだ。

■お客を呼べる「役者」いないからこそ

 シニアの試合の中にはもうひとつ、注目を浴びている試合がある。中古クラブ販売で知られるゴルフパートナーが冠スポンサーになって、3年前から開催されている日本プロゴルフグランド・ゴールドシニア選手権ゴルフパートナーカップ。2日間の試合で、今年(よみうりCC)の観客数は8894人。

 この試合は入場料を無料にし、なおかつ無料の食券までついている。ゴルフ初心者にクラブをプレゼントしたり、ショートコースを借り切っての模擬ラウンドを楽しめる「はじめてのごるふくらぶプロジェクト」といったサービスも付いている。主催が日本プロゴルフ協会なので、参戦している往年の名手たちにワンポイントレッスンを受けられるというのも大きな魅力だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然