日本人からスピースのような“グッドルーザー”なぜ現れず?

公開日: 更新日:

コラム【菅野徳雄 日本のゴルフを斬る】

「グッドルーザー」という言葉がスポーツの世界ではよく出てくる。ルーザーは敗者のこと。グッドルーザーは「負けても潔い人」のこと。

 プロ3年目ですでにマスターズと全米オープンを制しているジョーダン・スピースは年間グランドスラムに向かって、全英オープンでも最後まで優勝を争ったが1打及ばず、プレーオフに加われなかった。しかし、ホールアウトした彼の表情はさわやかだった。そして「最初に優勝を称えてくれたのがジョーダンだった」と、優勝したザック・ジョンソンは言っている。

 今年最後のメジャー・全米プロでもスピースは優勝争いに加わったが、ジェイソン・デイをとらえることはできずに2位だった。それでもいつもと変わらぬさわやかな表情で「最高の負けだ。3打縮めればプレーオフ、4打なら勝てると思ったが、勝てなかった。今日はデイの日だった」と、勝者を称えていた。

 22歳の若さですでにメジャー2勝のスピースがファンの心をとらえるのは単に強いだけでなく、グッドルーザーでもあるからだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る