韓国人プロに勝てない日本人 「アマ時代のコーチで差」の指摘

公開日: 更新日:

 今年の全米女子オープンには日本人選手12人が出場し、うち7人が決勝に進出したというので、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は鼻高々のようだ。

 しかし、半数以上が予選を通過したといっても、トップ10に入ったのは5位タイの大山志保ただ一人。他に上位に入ったのは14位タイの葭葉ルミと20位タイの上原彩子ぐらいなもの。1、2、3位を独占し、5位タイにも入っている韓国選手とは大変な違いだ。

 国内の男女ツアーでも韓国人プロにはなかなか勝てなくなっている。7月の第2週が終わった時点で、賞金ランキングは男女ともに韓国選手がトップに立っている。

 国を挙げて選手を強化しているところに韓国の強さがあるとよくいわれる。日本の選手と比較したとき、一番の違いはやはりスイングにある。

 韓国の選手は男女ともに、アマチュア時代から韓国プロゴルフ協会のコーチに師事している。基本から教わって、物理の法則にのっとったスイングを「学習」してプロになった人たちである。プレッシャーに強いのも理にかなったスイングをしているからだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  2. 2

    初の黒人力士だった戦闘竜さんは難病で入院中…「治療で毎月30万円。助けてください」

  3. 3

    吉沢亮は業界人の評判はいいが…足りないものは何か?

  4. 4

    「俺は帰る!」長嶋一茂“王様気取り”にテレビ業界から呆れ声…“親の七光だけで中身ナシ”の末路

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    トイレ盗撮も…谷村新司が息子を叱れない“恥ずかしい過去”

  4. 9

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 10

    西野カナ×Perfumeショットにファンびっくり…ザワつき巻き起こした「のっち不在ショット」を読み解く