Sスケート女子躍進 選手が「目からウロコ」の練習法とは

公開日: 更新日:

 女子スピードスケート勢が気を吐いている。

 高木美帆(21)が先のドイツW杯第3戦の団体追い抜きで日本の11季ぶり優勝に貢献。個人種目でも1000メートル、1500メートル、3000メートルで10位以内に。「表彰台との差は縮まっている」と話した。小平奈緒(29)は14~15年シーズンのW杯500メートルで総合優勝。日本の女子がこの種目で優勝したのは24年ぶりだ。

 大躍進の裏で見逃せないのはオランダ人指導者の存在だろう。オランダは言わずと知れたスケート大国。小平は昨年のソチ五輪後、練習の拠点をオランダに移してブレーク。高木を含む日本代表勢も新たに就任したオランダ人コーチのもと、何度も自己ベストを更新している。

 オランダ人コーチが彼女たちを教えるうえで大きなポイントは、試合で100%の力を出すための練習や調整方法だという。心拍数を上げ、回復具合を見ながらインターバルを繰り返す。本番でベストの力を発揮するためのノウハウに、彼女たちは目からウロコが落ちる思いだったらしい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因