期待の即戦力を初視察の掛布二軍監督 ドラ1高山に熱視線

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 20日、阪神掛布雅之二軍監督(60)が新人合同自主トレを初めて視察した。

 二軍監督が新人と初対面する時期としてはちょっと遅い感があるが、ドラフト1位の高山(明大)については「スイングがきれいでバランスがいい。長打も期待できる」と目を細めた。

 即戦力としての期待が大きい高山は別にして、大半の新人は二軍で鍛え上げられることになるだろう。阪神には新人だけでなく、高卒3年目を迎える横田慎太郎をはじめ、飛躍が期待される若手がいるにはいる。

 しかし、近年は生え抜きの若手がなかなかモノにならない。昨年の新人を見ても、1位・横山、2位・石崎が揃って0勝。3位・江越も56試合で打率.214、5本塁打、16打点に終わった。

 このオフは、FA補強を封印しており、育成は急務となっている。二軍からどれだけの選手を一軍に押し上げることができるか。掛布二軍監督は重責を担うことになる。

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