堤オーナーに溺愛されて 清原容疑者の“やりたい放題”伝説

公開日: 更新日:

 西武グループの「天皇」といわれた堤オーナーの庇護のもと、清原は酒もたばこもオンナもやりたい放題。90年オフに当時、史上最年少の23歳で1億円プレーヤーになったのも堤オーナーの意向が大きかった。

 その溺愛ぶりはグラウンド外にとどまらない。さる事情通氏によれば「試合での起用に関してもオーナーから注文が付いたことがあった。打順の問題かそれ以外かは忘れたが、ある試合の起用法が逆鱗に触れた。試合中だというのにベンチ裏の電話を鳴らし、ものすごいけんまくで首脳陣を怒鳴りつけた」という。

 清原はいきおい増長し、首脳陣の言うことにすら耳を傾けなくなっていく。

 ある日のデーゲームでは酒の臭いをプンプンさせながら球場入り。首脳陣がとがめても、「僕は寝なくても大丈夫なんです」と開き直った。

 チャンスに併殺打で凡退した直後なのに、相手の選手とニヤニヤしながら談笑。見るに見かねて注意したコーチを逆に睨みつけたこともある。技術的な指摘に対しても、フンという態度を取ることが多かった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  2. 2

    ドジャース大谷翔平に「不正賭博騒動」飛び火の懸念…イッペイ事件から1年、米球界に再び衝撃走る

  3. 3

    遠野なぎこさんは広末涼子より“取り扱い注意”な女優だった…事務所もお手上げだった

  4. 4

    ヘイトスピーチの見本市と化した参院選の異様…横行する排外主義にアムネスティが警鐘

  5. 5

    ASKAや高樹沙耶が参政党を大絶賛の一方で、坂本美雨やコムアイは懸念表明…ネットは大論争に

  1. 6

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  2. 7

    世良公則、ラサール石井…知名度だけでは難しいタレント候補の現実

  3. 8

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  4. 9

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 10

    フジの「ドン」日枝久氏が復権へ着々の仰天情報! お台場に今も部屋を持ち、車も秘書もいて…