オンオフ切り替えに…広島・鈴木はドラマDVDが“秘密兵器”

公開日: 更新日:

「持っている力はボクより数段上。トリプルスリーもできるだけのものを持っている」

 オフに自主トレを行ったソフトバンクの内川にこう太鼓判を押された。シートノックでは外野の定位置付近から本塁へレーザービーム。ダイレクト返球で観客をどよめかせる。そんな高い潜在能力を持つ男は「オンとオフの切り替えが大事」と宿舎の自室に“秘密兵器”を持ち込んでいた。

「DVDプレーヤーです。部屋でドラマを見ようと思って。DVDを全巻買ってきたんです」

 今ハマっているのは、日本でも放送されヒットしたアメリカFOX制作「プリズン・ブレイク」だ。シーズン1~4で全80話。無実の罪を着せられた死刑囚の兄を脱獄させるため、自ら服役した弟を主人公にしたサスペンスアクションである。

「ドキドキする内容で、どんどん次が見たくなるので危ないですね。寝不足になっちゃいますから。毎晩1話限定にして、休みの日にまとめて見ようと思っています。頭を切り替えられるので息抜きになりますね」

 昨季はシーズンを通じて一軍に帯同したものの、打率.275。緒方監督はエース前田が抜けた穴をバットでカバーしてくれるくらいの大「ブレイク」を期待している。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  3. 3

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  2. 7

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  3. 8

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  4. 9

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」

  5. 10

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」