“超変革”求めるがゆえ…金本阪神に燻ぶる「3つの火種」

公開日: 更新日:

「金本監督は投手交代などブルペン全般について矢野に任せる方針。香田、金村両コーチよりも上の立場で実質的に投手部門を仕切ることになる。投球フォームなどの技術面についてはさすがに香田、金村両投手コーチに任せていますが、メンタル面や球種の習得、そしてクセの指摘や修正などの助言をしている」

 矢野コーチが投手部門の事実上のトップならば、投手コーチの影は薄くなる。

「そもそも金本監督は、投手コーチとして広島OBの大野豊氏を招聘したかったが、かなわなかった。その後、人選は難航し、最終的に二軍投手コーチだった香田コーチを一軍に引き上げざるを得なかった。金村コーチにしてもコーチ経験がない。そういう立場で金本監督や矢野コーチに対して、投手起用や継投、練習、育成方針についてはっきりとモノを言えるかは疑問。コミュニケーションが円滑にいかず、投手陣がワリを食わなければいいですが……」(前出の放送関係者)

 キャンプ終盤に左脇腹痛で離脱したヘイグ(30)の問題もある。

 金本監督は「5番・三塁」での起用を考えているそうだが、OBも含めて「マートンほど打てると思っている者は誰もいない」ともっぱらだ。テークバックでバットのヘッドが極端に投手寄りに入る打ち方を懸念するあるOBは、こう言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁の「清純派枠」を狙うのは"二股不倫報道”の田中圭と同じ事務所の有望株という皮肉

  2. 2

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  3. 3

    橋本環奈『天久鷹央の推理カルテ』コア視聴率も低迷…パワハラ報道前からあった"上げ底人気"疑惑

  4. 4

    趣里と三山凌輝に結婚報道…“希代のワル”羽賀研二を彷彿とさせる男の登場に水谷豊どうする?

  5. 5

    慶応幼稚舎の願書備考欄に「親族が出身者」と書くメリットは? 縁故入学が横行していた過去の例

  1. 6

    ベッキー不倫騒動が教訓 LINEはこうして筒抜けになる

  2. 7

    自民“裏金議員”西田昌司氏が沖縄戦に許しがたいイチャモン…次期参院選に推薦した公明は真っ青

  3. 8

    上智大は合格者の最大40%も…2021年から急増した「補欠合格」の現状

  4. 9

    人間の脳内のマイクロプラスチック量は「使い捨てスプーン」サイズ…8年前より1.5倍に増えていた

  5. 10

    嵐「解散ビジネス」で荒稼ぎの皮算用…総売り上げは500億に? 2026年5月に活動終了