“超変革”求めるがゆえ…金本阪神に燻ぶる「3つの火種」

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「わざわざフリー打撃を中断させてまで身ぶり手ぶりでレクチャーしていた。足を高く上げて静止状態をつくるなど、タイミングの取り方については再三再四、教え込んでいたよ。密着度は他の選手とは段違いで多かった。約30年ぶりにユニホームを着ることになり、遠慮なく指導ができる。自分で選手を成長させたという満足感や実績は欲しいだろう。バットコントロールのうまい高山は格好の素材だったわけだけど、一軍に上がれば結局、打撃にうるさい金本監督によるメスが入る。それで結果を残せば金本監督の手柄になる。二軍の打撃&育成コーディネーターだった昨年に指導した横田、陽川らも当時は『掛布チルドレン』と呼ばれていたが、実戦ではサッパリだった。彼らの成長はうれしいだろうけど、それも金本監督の助言ということになれば、複雑な気持ちではないか」

■ヘイグが戦力外なら…

 新任の矢野燿大作戦兼バッテリーコーチ(47)も存在感を見せた。懸案の正捕手育成に取り組んだのはもちろん、ときには投手陣に対してもアドバイスを送った。在阪の放送関係者が言う。

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