スロープレー罰則改定 “札付き”ノロノロ女子プロは誰だ?

公開日: 更新日:

 今季女子ツアーが、昨年より1試合増の38試合になっていよいよスタートしたが、試合でのローカルルールも改定され、「プレーのペース」の計測方法と罰則が変更になった。

「大きな変更点は、昨年まで1ホールの合計タイムを対象に罰則が決まりましたが、今年から1打を対象に計測するようになったことです」(女子プロ協会広報)

 従来はスコアによってペナルティー対象の時間が決まっていた。1ホールで3打を要したら101秒以内、4打131秒、5打161秒で、これをオーバーすると1罰打から競技失格までのペナルティーを科せられた。7打以上は競技委員の裁定となっていたが、今年から1打につき50秒以内になったのだ。

「今回の改定には世界中でスロープレーをなくそうというファストプレー運動が背景にあります。昨年まで3打101秒以内で、今年は150秒(50秒×3打)と長くなったように思えますが、グリーン上でのプレー遅延が顕著です。従来はティーショット10秒、セカンド10秒ならグリーン上で81秒かけてもよかった。ところが今年から時間をかけられないわけです。また昨年までは同伴プレーヤー3人も連帯責任でしたが、これからは個人がターゲットになります」(前出の広報)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態

  3. 3

    高市総裁「首相指名」に漂う不安…自民党内は“厭戦ムード”も燻る火種、飛び交う「怪文書」の中身

  4. 4

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    高市自民、公明からの三行半で早くも本性露呈…「やられたら秒でやり返す」「イキらなきゃ負け」のオラオラ体質

  2. 7

    出来たとしても高市政権は短命…誰も見通せない激動政局の行方を徹底分析(前編)

  3. 8

    佐川宣寿元理財局長のメール開示「遺族と話し合う」…森友文書で加藤財務大臣が明言

  4. 9

    進次郎氏落選もダメージなし? 妻・滝川クリステルが目指した「幸せ家庭生活」と耳にしていた夫の実力

  5. 10

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか